╲╲こちらの記事は、日本農業新聞(2025年7月22日)に掲載されました╱╱
【埼玉】JA埼玉県青年部協議会は20日、さいたま市の県庁みどりの広場で開かれた県庁朝市に出店。協議会役員が生産した夏野菜や加工品を販売して、県産農産物をPRした。
協議会の塩野雅之委員長と森田泰弘顧問が生産するスイートコーンやエダマメ、ピーマン、オクラ、スイカ、ソバ(乾、生麺)などを販売。来場者に声をかけ、県産農産物の魅力を発信した。
塩野委員長は「出店は多くの人と交流して、消費者ニーズが聞ける貴重な機会。今後もこのようなイベントに参加し、農業情勢を発信するとともに、新鮮で安全・安心な農畜産物の提供に取り組んでいく」と力を込めた。
朝市は県産農産物のPR、地産地消、県庁周辺のにぎわい創出を目的に、2012年10月から県が県内の農業者やJAの協力で実施。毎月第3日曜日に、生産者らが旬の農産物や加工品を販売する。
7月は21団体が出店。ナスやモロヘイヤ、ズッキーニ、レッドビーツなどの夏野菜をはじめ、キウイフルーツ、卵、コチョウラン、狭山新茶、蜂蜜、シフォンケーキなども並べた。
朝市を運営する出店者の会の法師励会長は「県産農産物をアピールしていくためには、若手農業者の参加が必要だ。今後も呼びかけていきたい」と話した。
写真:来場者に生産した野菜を自ら販売する塩野委員長(右)と森田顧問(右から2人目)(さいたま市で)